数字とライの読み方
飛距離の帰属: 区間(i → i+1)の距離は i 打目のクラブの飛距離として数えます。
打った地点から次に打った地点までが、そのボールの飛んだ距離だからです。
ホールの区切り: パターの次にパター以外が来たら、または
ウェッジ/アイアンの次にドライバーが来たら、そのホールは終わったとみなします。
または次の打まで40分以上空いたら、そのホールは終わったとみなします。
2つ目はパターを押し忘れたまま次のティーへ向かった場合(チップインでパットが
1回も無いホールもここで切れます)、3つ目はアウトとインの間の
昼休みを跨いだ場合を拾うためです。
その区間はグリーン周りから次のティーまで歩いた距離なので、飛距離に数えず、地図でも線を結びません。
したがって各ホールの最後の1打だけは距離が出ません。ボールがカップの中にあり、
「次に打った地点=ボールの止まった地点」が成り立たないためで、原理的に避けられません。
パットは1ホールに1回だけ押してあれば十分です(何回押しても構いません)。
OB と 1ペナ: OB / P1 は番手ではなく印として扱います。
押した位置は打ち直し・ドロップの地点であって、ボールが飛んだ先ではないからです。
したがって ①区間(飛距離)としては数えない ②直前の打の飛距離も「測れない」として外す
③打数には数える の3つで扱います。直前の打の距離が出ないのは、ボールが OB か池の中にあり
着弾点が取れないためで、原理的に避けられません。打数は画面上部に
「打点+ペナルティ」の内訳付きで出ます。
OB の打ち直しは同じティーから同じ番手になるため二重送信と見分けが付きませんが、
印が挟まっていれば畳みません(本人の申告を優先します)。押せなかった場合は
従来どおり二重送信として片方が落ちるので、OB のときだけは押すのが効きます。
二重送信の除外: 押したか不安になってもう一度実行してしまった分は自動で落とします。
次の2つのどちらかに当てはまったら、最後の1回だけを有効にします。
実際に打った位置・番手は後のエントリの方が近いためです。
- 同じ番手が「その番手ならありえない距離」で連続している。
しきい値はウェッジ 5yd・パター 1yd・その他 10yd
- 座標が完全に一致していて、PT が絡まない(番手は問いません)。
独立に測位した2点は必ず数mずれるので、完全一致は測位し直していないことを意味します。
残り50yd あたりは前の組を待つ時間があり、「いま押しておこう」→「さっき押したっけ」で
押し直しつつ番手も選び直すことが起きます(
7I → 6I、PW → 8I など)
何を落としたかは一覧の下に出します。
「⚠ 要確認」について: 座標が完全に一致していても、PT が絡むものは落としません。
グリーン周りは PW でチョロって、歩いて寄って、パットという流れが実際にあり、
そのとき測位が更新されないと押し直しと見分けが付かないためです。
どちらか決められないので、打数には数えたうえで「⚠ 要確認」と出します。
ラウンドの記憶と突き合わせて判断してください。
疎通確認の除外: 1打目からの PT の連続は、ゴルフ場に着いて動作を確かめた分と
みなして落とします。実際のラウンドの1打目が PT になることはないので、本物のパットは消えません。
何打落としたかは一覧の下に出ます。原文は残っているので、貼り付け欄からそのまま取り出せます。
出来(A〜E): 一覧の「出来」列と地図の吹き出しに出る 5 段階です。
パター以外の 1 打ごとに、2 つだけを見ています。
- ミートしたか: その打で狙っていた距離のどこまで前に進んだか。
狙っていた距離は「グリーンまでの距離」と「その番手がふだん届く距離」の短い方です。
刻んだ 30yd のウェッジは狙いも 30yd なので満点になり、
グリーンまで 100yd あるのに 8yd しか進まなかった打は 8% になります
- 左右に曲げなかったか: グリーンを狙った線から、どれだけ横に外したか。
yd ではなく角度で見ます(250yd の 20yd 左と、40yd の寄せの 20yd 左は別ものなので)
この 2 つを掛け合わせて A〜E にします。足して 2 で割るのではなく掛け合わせるのは、
まっすぐ 8yd しか飛ばない打は、まっすぐでも失敗だからです。
片方がゼロなら全体もゼロになります。
点数ではなく A〜E で出しています。1 打の出来を「73 点」と書くと、その 1 点の差に
意味があるように読めてしまいますが、実際は測位の数 m のぶれで簡単に動きます。
持っている精度どおりの粗さで出しています(前後半の比較で平均を取るときだけ、
元の数値を使っています)。
「—」になる打があります。測れないものを埋めないためで、理由は
「出来」の欄にマウスを乗せると出ます。主なものは次のとおりです。
- パット: 狙いも物差しも他の番手とは別ものなので、対象にしていません
- 各ホールの最後の1打: ボールがカップの中にあり、着弾点が取れません
- グリーンに乗せた1打: 狙いの線の終点そのものが着弾点になるため、
左右のズレが計算上かならず 0 になってしまいます。満点を出すと
「寄せがうまい人」ではなく「寄せの打が多い人」が得をするので、測りません
- 「⚠ 飛び」「⚠ 短」「⚠ 要確認」の打: 着弾点そのものを疑っているので、
そこから出す数字も同じだけ疑わしいと考えます
他人とは比べられません。ものさしが「自分がふだん届く距離」で閉じているためです。
上達して基準そのものが伸びると、一時的に点が下がって見えることもあります。
「番手の実力」タブのミート率とは別ものです。あちらは番手ごとに
「いつもの飛距離が出た打がどれくらいあるか」を見るもので、問いが違います
(こちらは 1 打ごとに「その打が狙いを果たしたか」を見ています)。
同じ「ミート」の語を使っていますが、数は一致しません。
ホール別の書き出し: 地図の右上「⤓ ホール別に書き出す」で、ホールごとの航空写真を
1枚ずつ画像にして ZIP でまとめて落とします。ホール番号・打数・各打の飛距離・縮尺・方位を
画像の中に書き込んであるので、あとで画像だけを AI に読ませて振り返るのに使えます。
同じ内容の JSON と、その日の原文もいっしょに入ります。画像はそのホールが一番大きく写る向きに回してあります
(北が上とは限りません)。向きは右上の方位の矢印で分かります。
棒グラフ: 番手ごとに1枚あり、横軸はその番手で何打目か、縦軸は飛距離です。
中央値だけでは見えない「ばらつき」と「後半の落ち」を見るためのものです。
縦軸の上限は全カードで共通なので、カードをまたいで棒の高さを比べられます。
地図の向き: 全部のショットができるだけ大きく写る向きに地図を回してあります。
北が上とは限りません。コースは細長く斜めに伸びるので、北を上に固定すると
左右が余って全体が小さくなるためです。Shift を押しながらドラッグ(スマホは2本指のひねり)で
自分で回せます。
一覧の全画面: ショット一覧の右上「⛶ 全画面」で、一覧だけを画面いっぱいに広げます。
このとき縦に入りきらない分は横に列を足して折り返すので、
スクロールせずに全打を一望できます。ホールが列をまたいで割れることはありません。
一覧と地図の行き来:一覧の行をクリックすると、地図がその打に寄ります。
逆に地図のピンをクリックすると、一覧の該当行に印が付きます
(このときは地図を動かしません。押した本人はもうそこを見ているためです)。
「判定」列: ⚠飛び=その経過時間では歩いてたどり着けない距離です。
端点のどちらかで測位が飛んでいるため、飛距離に数えません。
逆に「遅すぎる」区間は疑いません。グリーンを読む・前の組を待つ・カートで待機する、
どれも遅くなるだけで測位は正しいからです。
⚠短=その番手ではありえない距離(ウェッジ 5yd 未満、パター 1yd 未満、
その他 10yd 未満)です。打った記録としては残しますが、飛距離には数えません。
番手別は中央値です。ミスショットの外れ値に引きずられないためです。
カードの並びはキャディバッグの順(1W → UT → アイアン → ウェッジ)で固定しています。
毎回同じ位置にあるので「今日は 7I が短い」と場所で気づけます。
パターのカードは出しません(グリーン上の距離は番手の飛距離ではないため。
地図と一覧には残ります)。
絞る: カード右上の「絞る」を押すと、地図と散布図がその番手だけになります。
「ティーショットがどっちに散るのか」を線の束から抜き出して見るためのものです。
もう一度押すか、別の番手を押すと切り替わります(同時に選べるのは1本だけ)。
ショット散布図: 地図の見出しで切り替えると、全ホールのティーショットの着弾が
1枚に重なります。ホールごとにティーからグリーンへの向きを上に揃えてあるので、
中央の縦線が狙いの線です。ここは推定を使っていません(座標だけで描いています)。
平均が小さくても左右に散っていれば意味がないので、絶対値の平均と標準偏差も添えています。
ライの推定: 着弾点がフェアウェイだったかラフだったかは、
空中写真の見た目から推定しています。コースの正式な区画データは使っていません
(一般には公開されていないためです)。着弾点のまわりを写真から切り出し、
明るさ・きめの細かさ・芝を刈った跡の縞を見ています。
林は暗くてざらつき、水面は暗くて滑らか、バンカーは明るくて滑らか、
フェアウェイは縞が出る、という具合です。
判定はコースごとの絶対的な色ではなく、そのホールの中での相対で決めています。
空中写真は撮影時期や天気で色が大きく変わるため、
「この緑ならフェアウェイ」という決め方ができないからです。
フェアウェイとラフの区別が、いちばん外します。どちらも緑で、
差は刈り跡と明るさだけだからです。迷ったものは「判定できず」として、
どちらにも数えません。フェアウェイキープ率に
「13本中9本を判定」と母数が併記されているのはこのためで、
残りの4本を都合よくどちらかに寄せることはしていません。
確からしさが足りないものは、一覧には出しますが数えません。
薄く表示されて ? が付いているものがそれで、
フェアウェイキープ率やハザードの回数には入っていません。
危うい判定を確かな判定と同じ重みで数えると、率だけが確からしく見えてしまうからです。
隠してはいないので、何をどう見たかは行にカーソルを合わせれば読めます。
ティーからほとんど球が出ていない1打は、フェアウェイキープの分母から外します。
フェアウェイを外したのではなく、打てていないためです。外した本数は別に数えています。
ボールが芝に沈んでいたかどうかは分かりません。真上からの写真では見えないためで、
これは推定していません。
グリーンの位置だけは推定ではありません。各ホールの最後の1打を打った場所が
グリーンの上か際なので、写真を見るまでもなく分かります。